ベイマックスの感想など
ベイマックスの感想など
いやあ2015かあ…早い!あけましておめでとうございます。今年も興味に流されるまま進んで行きたいところです。
というわけで(?)年の暮れ、年末だし映画でも見に行くか、なんてことでベイマックスを見てきましたので、ざっくり感想などを。
とりあえず前評判とか前情報は一切入れず、あの白いヤツがベイマックスなんでしょ、ぐらいの認識で視聴。
舞台は日本っぽい雰囲気を醸し出したサンフランソウキョウ(名前はWikipediaより)で
今よりは未来っぽいけど、車は空飛んでないし、キーボードはカチカチ打つし、さほど先でもない世界。日本なんだろうけど、日本っぽいなにか。
主人公のヒロは13歳で高校を出るぐらいの天才だけど、その才能を持てあまして違法のロボットバトルでお金を稼ぐヤンチャなインテリボーイ。
で、そんな現状を見かねた科学オタクの兄が、自分の大学のラボへ連れて行く事へ。
そこで兄の作ったケアロボットのベイマックスを見せられたり、ロボットの第一人者のロバート博士に会ったり、兄の仲間に会ったりして刺激を受けまくり、若い力はロボットバトルから一気に大学入学して勉強したい!へ向かいます。
で、兄から大学に入学するなら、今度行われる研究発表会でおまえの力をみんなに認めさせろとミッションをもらったヒロは
若い力と才能をフルに使った結果「マイクロボット」という思考のままに変形する小型ロボ(の集合体)を作り
ちょっとロボット業界に革命起こるんじゃない?なんてインパクトを見せつけます。
その才能に目をつけた大企業クレイテックの社長が「その権利、売ってよ!」声をかけるけど、博士とは犬猿のなからしく遠回しにやめとけといわれ断ることに。
そんなこんなで大金持ちになるチャンスはともかく、世に才能を知らしめたヒロは見事大学合格を勝ち取る訳ですが、その余韻に兄と浸っていると
いきなり発表会の会場が大火事。しかもロバート博士はまだ会場の中。
恩師のピンチに兄は身を顧みず助けにいくわけですが、博士とともに帰らぬ人に…。
あこがれの人も肉親もマイクロボットも一気に失うショックでヒロは一転引きこもりに。
ああーもう大学もどうでもいいや、またロボットバトルに戻ろう、なんてやさぐれそうなところで
兄の遺品のベイマックスが起動。ヒロの心の傷を癒やすためにアレコレとウザがられならも、世話を妬こうとします。
そして唯一残っていたマイクロボット(の一粒)も、謎の挙動。
どうやら、どこかで誰かがマイクロボットを使っていて、それに反応している模様。でも、あれは火事で燃えたはず…。
この謎の原因を探ればヒロの心が直るかも、とベイマックスが街へ飛び出す。ヒロも勝手に出て行ったベイマックスに後で気づいてついて行く。
マイクロボット(の一粒)がたどり着いた場所は廃工場、そこには仮面をかぶった男がおり、マイクロボットを使ってヒロ達を襲う。
て感じの導入なんですが(長い)、人とロボットの心温まる人情ものになるかと思えば一転、ヒーローバトルモノになっていきます。
細かいネタバレは省きますが、ざっくり印象深いところを書いていくと
みんなの役に立つものを作りたい、という兄の思いが詰まったベイマックスが
ヒロのせいで暴力ロボになってしまったところ。
また何度も何度も失敗しながらベイマックスを作っている兄の姿にはグッときました。
天才の弟と凡才の兄って感じで。まあ兄も優秀なんでしょうけど。
仮面かぶった敵は兄さんなんだろうな~
火事に見せかけてマイクロボットをクレイテックの社長が奪おうとし、それを邪魔した博士を殺害!
それを見た兄さんは、復讐の鬼となりマイクロボットを使い…うーん、なるほどね!
仮面は火事でヤケドを隠すため、視聴者目線では誰かわからなくするため。
で、最後に自分の作ったベイマックスと弟に諭され改心するわけだ!
上手く出来てるわ、さすがディズニーだわ!と勝手に思ってましたがそんなことはありませんでした(笑
ホントの話はどうだったのかは、実際見てもらうとして(笑
笑いあり、涙あり、バトルありで贅沢な作りだなーと思いました。
アナと雪の女王の時も同じこと言ったと思いますがCGの演技がホント凄いですね。
全く違和感なし。うーん、凄い時代だ。
あとは、同時上映で、愛犬とごちそうという短編があります。
こっちは犬がご主人と恋人の中を紡ぐ、的な話なんですが
とにかく作中生々しく食べまくりで、ヘルシー志向の昨今、多少謎の不安を覚える方もいるかもしれません(?)
こっちも短いけど映像が凄かった。光のコントラストの強くない画面なら絵そのものって感じの質感で、本編とはまたちょっと違った感じの作風です。
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