音声入力用の辞書の作成・編集方法
音声入力用の辞書の作成・編集方法
前々回あたりから、文章の作成を Windows10の音声認識機能で作成しているわけですけど、
音声入力の最大の敵として、誤変換があります。
などと言ってるそばから
「誤変換があります」と言ったのに
「を返還があります」
と表示される始末。
これは Windows10の音声認識の能力だけが原因ではなく、単純にマイクの性能、そしてそもそも私の発音が悪い、録音環境が悪いなど様々な原因があります。
そしてそれを解消するために、代替パネルというものがありますが
文章を打つたびに変換候補を選んでいくのはかなりテンポが悪くなります。
というわけで、前回はこの代替パネル(ディクテーションパネル)を消したわけですが、同じ発音で違う意味の言葉も多いため、どうしても変換候補に頼らねばならないという状況もあります。
例えば
「変換する」
「返還する」
どちらも正しい意味ですし、状況によってはどちらも使うこともあり得ます。
そういう場合の一つの回避策として
「それを修正」
と言葉で発音する方法があります
「それを修正」と言うことで、普段はオフにしている代替パネル(ディクテーションパネル)が出てきて、最後に打ち込んだ言葉を変換候補一覧で修正することが可能です。
例えば、上記の「変換する」というフレーズを使いたいのに「返還する」と出た場合、そこで「それを修正」というと、代替パネルが出てきて、一覧の中に「変換する」というフレーズが出てくるわけです。
ただ、「返還する」なんてフレーズはほぼ使う事は考えられない。なんて場合は最初から「変換する」を優先的に出す設定にしておいた方がずっと楽です。
というわけで、自分のよく使う言葉を辞書として登録するという方法があります。
※音声認識ツールそのものの起動のしかた、変換候補(代替パネル)の消し方は前回記事を参照ください
音声認識の辞書の作成方法
というわけで、今回は音声認識の辞書の作成方法のメモを書いていきたいと思います。
まず、音声認識ツールを右クリックし、メニューを出したらその中から「音声辞書を開く」を選択します。
音声辞書のウインドウが開いたら、「新しい単語を追加する」を選択。
「追加する単語を入力するか、言ってください」と書かれてますが、そもそもしゃべってうまくいかないから辞書を作るわけで、ここでは素直にキーボードで書いた方が早いです。
試しに 「Windows8」という単語を登録してみることに。(エイトとカタカナで打つので)
次に単語を追加する際に発音も登録することができます。難しい言葉や、紛らわしい言葉などは発音も登録しておいた方が無難です。
というわけで、完了時に発音を録音するにチェックを入れて完了ボタン押します。
すると、発音を録音する画面に行くので、録音ボタン押して、任意の言葉を喋ります。
「正常に録音されました」と表示されれば録音成功です。
「聞く」ボタンを押すと、自分の声を聞くことができます。
特に問題なければは完了ボタンを押すことで登録を終了です。
一度登録した音声辞書の編集・削除
音声辞書ウインドウから「既存の単語を変更する」を選択します。
単語を編集したい場合は「単語を編集する」
単語を削除したい場合は「単語を削除する」
を選択すればOKです。
削除はそのままなので、これは編集をやっていきたいと思います。
具体的には「Windows8」というフレーズについて「ウインドウズエイト」から「ウインドウズハチ」に変更してみたいと思います。
まず、単語を編集するを選択します。
すると、登録した単語一覧が出てくるので、編集したいキーワードを選び「次へ」を選択します。
登録時にも出てきた単語そのものを編集する画面になります。同じ画面なので割愛。
ここでは変更しないので「次へ」を選択します。
完了時に発音を録音するにチェックを入れて、完了ボタンを押します
あとは単語の登録時と同じように、キーワードを録音すればOKです。「ウインドウズハチ」と…。
突き詰めてチューニングしていけばかなりスムーズに文書を作成ができそう
というわけで、音声認識の辞書を編集、削除する方法でした。
音声入力をすることで気づくのですが、自分がどういうフレーズの言葉を使っているかなどを分析して、それを登録していくとかなり文章入力が楽になります。
私の場合は「とりあえず、」「というわけで、」「「次へ」」「選択します。」「完了です。」等を多用していることに気がつきます。
これらを、「、」や「。」、カギカッコを含めて登録することで、かなり文章入力がはかどるようになりました。
まあうちのブログは主にやり方をメモるブログなのでそうなってしまうわけですが。
この手の辞書登録を、とことん突き進めてチューニングしていけば、かなり思い通りの文章入力ができるようになる予感はヒシヒシとします。
もちろん、それは根気との戦いで、かなり時間と労力を要するのは間違いありません。
ただ音声による超スムーズな文章作成はかなり夢があり、もうちょっと突き詰めていきたいなと思う次第であります。
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