テルマエ・ロマエ2の感想など
テルマエ・ロマエ2の感想など
ゴールデンウィークだし映画でも見に行くか、ということでテルマエ・ロマエ2を見てきました。
テルマエ・ロマエは古代ローマの風呂職人ルシウスが、問題を抱えてお風呂に浸かると何故か現代日本にタイムスリップしてしまい、その日本の風呂技術にビックリしながらも技術をローマに持ち帰り、問題を解決していく、といういわゆるタイムスリップ物です。
原作は漫画で、本屋さんなどで表紙だけは見たことがある、という方もいるかもしれません。
テルマエ・ロマエI: 1 (ビームコミックス)
ヤマザキ マリ
前作の「1」の方も映画館で見ていたのですが、その時に「あの漫画がこんな感じに映像化されるのか~」と耐性?が出来ていた為か「2」は割とスンナリと受け入れられました。
原作は基本1話読み切りタイプなので、映画化する場合、多少の改変はしょうがないと思うのですがやっぱり一番の違いはヒロインが出てくる所でしょうか。原作でも最後は出てきてましたけど。
当時は生真面目で現代日本にビックリしまくる主人公とオッサンばかりの男臭い絵面が、オッサン読者の自分的には気持ち良かったので初映画化した時の一般向け改変は結構戸惑った記憶があります。
で、前作は確か、原作の戦場に温泉を作るエピソードを元にしたやつがクライマックスにあてがわれていて、日本人勢が古代ローマに向かい、ルシウスの温泉事業に協力して成功、現代に戻った上戸彩の所に、またルシウスが現れて…
と言ったところでエンディングだったと思います。
2の方はその前作から繋がっていて、まんま登場人物も人間関係も引き継がれています。
風呂職人として一定の地位を得たルシウスが闘技場に出向き、グラディエイター向けの風呂を作ってくれ!と頼まれる所からスタート。
古代ローマと現代日本を行ったり来たりして、偉い人の無理難題を何とか解決していくスタイルは変わらずです。
ぱっと思い出した感じ
滑り台のエピソード、餃子とラーメンのエピソード、北国に出向した王子にお風呂を作るエピソード、針灸のエピソード、そしてクライマックスとして温泉街を作るエピソード
等々が入ってました。
原作まんまという訳では無くて、作中のシナリオに色んなエピソードが少しずつ入ってきて「あーこれね」とニヤニヤする感じ。
あと、泣くとタイムスリップが終わっちゃうシステムだったんですね。
クライマックスシーンで上戸彩が「私は泣けばいつでも戻れるんだから!」的な台詞を言ってて、そこで始めて気付きました(笑
確かにルシウスもワサビの効いたお寿司食べて泣いてた。
子供連れの客も多くて、劇中で結構笑い声が起きてました。
原作は原作、映画は映画、ぐらいのスタンスで、ちょっと見てみるか~ぐらいの、軽~い気持ちで見に行くと楽しめるんでは無いかと思います。
テルマエ・ロマエI: 1 (ビームコミックス)
ヤマザキ マリ
あと上戸彩の混浴シーンは色っぽくて良かったです(笑
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