WiMAX2のルーターまとめ
WiMAX2のルーターまとめ
キャリアアグリケーションで下り速度の最大値が440MbpsまでパワーアップしたWiMAX2
最初は110Mbpsから始まり220Mbps→370Mbps→440Mbpsとどんどん速度を上げています。
現在WiMAX2利用に際して付いてくるルーターは、種類によって対応しているスピードの違いがあります。
と言うことで現在のところ出回っているルーターをまとめてみました。
W04
下り(ダウンロード) | 440Mbps※ |
上り(アップロード) | 30Mbps※ |
連続通信時間 | Wi-Fi接続時: wimax2(ハイパフォーマンスモード) … 390分 wimax2(ノーマルモード) … 540分 wimax2(エコモード) … 630分 LTE使用時: |
無線LAN | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
同時接続数 | 最大10台(Bluetooth接続時は3台) |
W04は今のところ最高速度である「下り440Mbps」に対応している最新ルーターです。
同じく440Mbpsに対応しているWX03との違いとしてはLTEモード(ハイスピードエリアモード)が使えることと、形状が持ちやすいスティックタイプになっていることでしょうか。
デザイン自体は好みの問題ですが、連続通信時間だけ見るとWX03より若干短めで、LTEモードを使わないのであればWX03の方が若干分があるかもしれません。
WX03
下り(ダウンロード) | 440Mbps※ |
上り(アップロード) | 30Mbps※ |
連続通信時間 | Wi-Fi接続時: wimax2(ハイパフォーマンスモード) … 440分 wimax2(ノーマルモード) … 600分 wimax2(エコモード) … 740分 Bluetooth接続時: |
無線LAN | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
同時接続数 | 最大10台(Bluetooth接続時は3台) |
WX02の後継機。
このルーターの一番の特徴はやはりキャリアアグリゲーションで通信速度が440Mbpsまでパワーアップした速度でしょうか。
440Mbpsに対応しているルーターは今のところWX03のみ。
また、地味に上り(アップロード)速度も上がっており30Mbpsまで来ています。
W03は370Mbpsに対応していましたが、こちらはLTE回線も利用するので追加料金が必要でした。が、WX03はWiMAX2回線のみで440Mbpsを達成しています。
これがどういうことかというと、440Mbpsの速度を利用するのにLTE回線使用の追加料金がかかりません。
割と地味に革新的で嬉しい部分です。ついでにいうとWX02は三つのボタンで操作をやりくりしていましたが、WX03は液晶タッチパネルになっています。
WX02は現在私も使っていますが操作が地味に大変です…。そういう意味では液晶で操作出来るのは非常にありがたいです。
通信規格は高速タイプのIEEE802.11acにも対応済み。
接続時間は標準的ですが、速度は440Mbps対応でLTEの追加料金無し、液晶パネル付きと現段階ではWX03が一番良い選択肢だと言えます。
あと見た目はカクッとしてて個人的にカッコいい
W03
下り(ダウンロード) | 370Mbps※ |
上り(アップロード) | 25Mbps※ |
連続通信時間 | ノーマル設定時 wimax2モード … 610分 ハイスピードプラスエリアモード … 430分 |
無線LAN | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
同時接続数 | 最大10台 |
2016年10月現在、モバイルタイプでは最新のWiMAX2ルーターになります。
型番はHWD34。今のところキャリアアグリゲーションで370Mbpsのスピードに対応している唯一のルーターになります。
370Mbps対応エリア外でも、もちろんヤ倍速(220Mbps)には対応しています。
ルーターのカラーバリエーションはレッドとホワイト。
連続接続時間はノーマルモードで610時間は何気に最長です。
370MbpsでのWiMAX2回線、LTE回線を両方使うモードでは430分と少し短めになっています。
その他自動で省エネモードにしてくれる設定や、スマホからのルーター操作など(接続はNFC対応)地味に嬉しい機能が揃っています。
WiMAX2の370Mbpsに対応しているエリア順次拡大中とのこと。
通信規格も高速な11acに対応しており、速度が出やすい環境であれば心強いルーターです。
W02
下り(ダウンロード) | 220Mbps |
上り(アップロード) | 10Mbps |
連続通信時間 | ノーマル設定時 wimax2モード … 420分 ハイスピードプラスエリアモード … 440分 |
無線LAN | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
同時接続数 | 最大10台 |
W03の前身であるW02ですが、まだまだW02をWiMAX2ルーターの選択肢として入れているプロバイダは多いです。
カラーはグリーンとホワイト。
ヤ倍速(220Mbps)対応のルーターでLTEモードも搭載しています。
(ノーリミットモードは無し)
タッチパネル式なので、少ないボタンを駆使するWX02よりは操作はしやすいと思います。
W02もW03と同様、スマホアプリからリモート操作にも対応しています。
WX02
下り(ダウンロード) | 220Mbps |
上り(アップロード) | 10Mbps |
連続通信時間 | ノーマル設定時 wimax2モード … 490分 |
無線LAN | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
同時接続数 | 最大10台 |
2015/11月後半に出たWX01の後継機。NEC製です。
見た目は個人的にはWX01の方が格好良かったかなーという印象ですが、WX01と同じくヤ倍速(220Mbps)に対応しています
カラーはパールホワイト、マットブラックの2種類。
最大接続台数はそれぞれ
wi-fiテザリング時 … 10台、
Bluetoothテザリング時 … 3台、
USB接続時 … 1台
となっています。
WX02の特徴は、電源切り忘れ防止のタイマーも含めた「省エネさ」ではないでしょうか。WX01との最大の違いとして接続時間がアップしています。
Wi-Fi接続時 600分(WX01は520分)
Bluetooth接続時 720分(WX01は620分)
それぞれ省電力モードでの値ですが、通常モードでもWX01より長く使えるようになっています。移動時に使う場合が多い方など、何かと電池の持ちが気になるシチュエーションではWX02の方が心強いかもしれません。
先代のWX01と同じく、スマホからの操作や起動などが可能で、WiMAX2が使用できない条件下などではWiMAX1モードが補助的に使えます。
Speed Wi-Fi HOME L01
下り(ダウンロード) | 440Mbps |
上り(アップロード) | 30Mbps |
連続通信時間 | バッテリーなし |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
同時接続数 | 最大42台(無線40、有線2) |
WiMAX2では数少ないホームルータータイプで、2017年5月現在最新のホームルーターです。
novas HOME+CAとの違いは、速度が下り440Mbpsに対応していることと、同時接続数のパワーアップ。
実際そんなに使うかは別として、42台まで接続できるのも大きなパワーアップポイントです。
novas HOME+CA
下り(ダウンロード) | 220Mbps |
上り(アップロード) | 10Mbps |
連続通信時間 | バッテリーなし |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
同時接続数 | 最大18台(無線16、有線2) |
2016年10月7日から。
以前URoad-Home2というホームタイプのルーターがありましたが、それの後継機とでも言いましょうか。
novas HOME+CAはWiMAX2では珍しい、ホームタイプのルーター第二弾です。
今回はヤ倍速である220Mbpsに対応している点がパワーアップしています。
また、無線規格も高速タイプであるacが新たに追加されています。
同時接続台数は無線、有線合わせて18台になっています。(こちらは変化無し)
以前のルーター
以下は2015/12時点でのまとめていたルーターです。
WX01
下り(ダウンロード) | 220Mbps |
上り(アップロード) | 10Mbps |
連続通信時間 | ノーマル設定時 wimax2モード … 490分 |
無線LAN | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
同時接続数 | 最大10台 |
下り(ダウンロード) | 220Mbps |
上り(アップロード) | 10Mbps |
連続通信時間 | 8.6時間 |
無線LAN | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
同時接続数 | 最大10台 |
WX01は(個人的には)見た目も一番かっこいいです。WX02が出てきたので旧タイプになります。
LTEはついておらず、WiMAX2に対応してない場所ではWiMAX1が補助的に使えます。
また、スマホからルーターの操作ができ、バッテリーの状況確認やリモート起動など可能な、なかなかサイバーなやつです。
最大接続台数はそれぞれwi-fiテザリング時最大10台、Bluetoothテザリング時7台、USB接続時1台
このルーターはヤ倍速の220mbpsに対応している機種で、なおかつ通信規格が11acに対応しています。
11acは今のところ最速の規格で、これが早いと無線の受信速度が速くなります。
当然受信する側(ノートパソコンなど)もacに対応している必要があります。実際、通信ではスピードが出てても、無線の受信速度でブレーキが…というのはよくあることです。(実体験)
W01
下り(ダウンロード) | 220Mbps |
上り(アップロード) | 10Mbps |
連続通信時間 | 8時間 |
無線LAN | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
同時接続数 | 最大10台 |
名前が似ているので混乱しやすいですがこちらはw01です。Xがついていません。こちらもacに対応しております。
220mbpsに対応していますが、ヤ倍速が始まる前に出た機種であるため別途ファームエアのアップデートが必要になります。
W01のメリットとしてはLTEが使えることがあります。LTEモードは7G縛りが発生するため、必ずしも良いことばかりではないのですが、回線が入りやすいなどのメリットもあるので使い分けでしょうか。
また専用のクレードルを使えば、有線LANにてLANケーブルを使った接続も可能になります。
URoad-Home2
下り(ダウンロード) | 110Mbps |
上り(アップロード) | 10Mbps |
連続通信時間 | バッテリーなし |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n |
同時接続数 | 最大18台(無線16、有線2) |
三つめ、ホームタイプ
新しく出たタイプで、完全に固定回線のように使うルーターです。速度は110Mbpsまで。
普通のモバイルルーターとどう違う?という点では、まず同時接続回線が多いのがあげられます。
18回線同時につなげられるので、おおよそ家にある機器にはカバーできますね。
また、光などの固定回線と比べた時のメリットとして、WiMAX2ルーターなので回線につなげる必要がない、ということがあります。
たとえば光の場合、どうしても電話回線の近くに置くことが多くなると思いますが、こちらのルーターの場合はコンセントさえ確保できればどこにでも置くことが出来ます。
というわけでWiMAX2の今の主なルーターの説明でした。
随時増やしていきたい。
以前のタイプのルーターの説明はこちら
WiMAX2のキャンペーン比較はこちらにそれぞれまとめています。
コメントはこちら