2013年この漫画読んだ

この漫画が凄い！みたいな売れる漫画の一種の指標本がありますが
私の場合、書評を出来るほど漫画を読んでないので、「読んだけど自分好きっすよ」程度のテンションで去年から今年の正月にかけて読んだ漫画を紹介していこうかなと思います。

キングダム

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
原 泰久(著)

秦が中国統一するまでのお話。（まだ完結してないので多分）
私自身は光輝先生の史記を少しだけ、ぐらいしか読んだこと無かったので色々新鮮。
面白いなと思ったのは太閤立志伝的に主人公が少しずつ立場が上がっていく事でしょうか。

１兵卒の時、はじめて部下を持ったとき、部下が百人超えたとき…
と立場が上がっていくので、戦争の「見え方」も「やれる事」も変わってきて
毎回新鮮に楽しめました。

最初は「へー」ぐらいのテンションで読んでいたのが、始めて戦争に出る所あたりから燃える展開になっていき、気がついたら全巻揃えてる状態に（笑
三国志とか好きな方ならハマるかもしれません。

JIN―仁―

JIN―仁― 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
村上ともか(著)

今更ですが正月に読み切りました。ＲＯＮの作者さんだったんですね。

脳外科医が主人公のお話。
ある晩、身元不明の急患の脳手術をした主人公、直後その患者が、急に居なくなる。
絶対安静にしてないといけないのに、こりゃまずい…と、必死で探し回ってたら階段のところで発見。

保護しようとする主人公、嫌がる患者、揉めてたら、うっかり階段から落ちてしまって…
気付いたら幕末にワープしてましたッ！

といった流れのお話しです。

歴史を変えるレベルの知識やテクニックで、ホントはその時代に存在しない薬を作ったり、手術をしたり…技術を駆使しても助けられない命もあったり。
大きな話の流れはありますが、ちょっとした人情話も多く一気に読めました。
タイムスリップ物はいいなあ。読み応えあって面白かったです。

テラフォーマーズ

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
貴家悠,橘賢一 (著)

火星を人の住める場所にするために、コケとゴキブリを送り込んでテラフォーミング！

500年後に「そろそろいいかな？」とイザ火星へと向かっていったら、あら大変。
ゴキブリが人型のマッチョマンに進化してるじゃありませんか。

友好的交流を図ろうとしたヒロインが速攻で首を折られ死亡、クルーも襲われ全滅寸前！
でも何とか逃げ切った主人公＋1名！そして第一部完！が1巻の内容です。

ノリと勢いで突き進む漫画な印象。
主人公達は強いので度胸星のように圧倒的絶望ではないですが、毎週インパクト重視（？）で進む展開が頭カラッポにして見ることが出来て面白いです。見る人によっては少しグロかもしれません。

東京喰種(トーキョーグール)

東京喰種トーキョーグール リマスター版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
石田スイ(著)

キングダムやテラフォーマーズを雑誌で追いかけてる時に気になったので正月一気読み

主人公は普通の学生。いつも喫茶店で出会う、気になるあの娘とひょんな事からデート。
帰り道で良い雰囲気、これはキス…かと思ったらガッツリ肩をかじられてる。

実は女の子はグールという人肉しか食べない怪物（？）で、肩のついでにお腹も貫かれて死亡寸前。
これはテラフォよろしく第一部完だな！と思ったら、寸前でビルの上から鉄骨が落ちてきて女の子グールがグシャ。

難を逃れた主人公ですが死にかけの為、病院へ直行。緊急手術、臓器移植しなきゃ、グシャった娘のパーツを使っちゃえ。という流れで、グールのパーツを移植された主人公はグールになってました。

そんな感じで始まるお話しです。段々とグール同士の争いや対グール組織の話になっていくのですが、個人的には前半のグールになってしまった主人公の戸惑い生活が読んでて好きでした。

ただ前半は、かなりグロ強めな感じです。中盤の主人公が…うん、やっぱり全般的にグロ強めです

ケンガンアシュラ

ケンガンアシュラ 1 (裏少年サンデーコミックス)
だろめおん,サンドロビッチ・ヤバ子 (著)

こちらはネットで連載されてるマンガ。

社会は暴力で動いている！的な。
実は企業間でもめ事が起きたら、それぞれの企業で選んだ闘技者同士を戦わせて解決しているんですよ。
といった世界観の中で繰り広げられる格闘漫画です。

格闘家ｖｓ格闘家のどっちが強いか？のシンプルでわかりやすい従来の格闘漫画のスタイルと
彼らを雇っている社長ｖｓ社長や事の顛末なんかも面白いです。
まあやっぱりメインは格闘描写なわけですが。

最初はとある企業の格闘家に抜擢された（枠を奪い取った）主人公が、次々と現れる強者達をなぎ倒していくお話しですが、やはりそこは格闘漫画。
一大トーナメントが開かれることになり、濃いメンツと曲者企業が集まった中どうなる？といった感じです。
裏サンデーという小学館のサイトで毎週連載されています。

というわけで、去年と正月読んだ漫画から「読んだけど自分好きっすよ」といったマンガの紹介でした。